広末の日記

身の回りのことを赤裸々に綴ります。。。

今更ながらSTEINS;GATE(シュタゲ)の素晴らしさを語りたい

こんにちは

 

広末です

 

 

 

 

先日、とあるゲーム&アニメ作品がハリウッドにて実写化されるということが発表されました。

 

 

Steins;Gate

 

f:id:Hirosue:20200127072430j:image

TVアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト

 

原作は2009年10月15日に発売されたゲームソフトで、2011年以降テレビや映画にてアニメ化された作品です。

 

ジャンルはいわゆるタイムリープの作品で、タイムマシンについての講義に参加しようと秋葉原ラジオ会館へ訪れた主人公の岡部倫太郎が、血溜まりで倒れている牧瀬紅莉栖を発見するというところから始まります。その出来事を、自身がリーダーを務めるサークルである未来ガジェット研究所のメンバー(通称ラボメン)、橋田至へメールで報告するのですが、、、、

 

といったあらすじの作品で、主にこれがまず第一話であり、ここからタイムリープにまつわる様々な出来事が展開していくという作品です。

 

 

僕はこの作品をリアルタイムで観たわけではなく、友人に勧められた頃にNetflixで配信されているのを見つけてから興味を持ちました。

f:id:Hirosue:20200128163320j:image

 

とにかく全話一気見した方がいいとか記憶消してもう一回観たくなるなどと言われ、かなりハードルが上がってるなぁと思いつつ、そのときはNetflixでマイリスト入りをしただけでした。

 

ネットでおすすめのアニメを探すと、必ずと言っていいほどこの作品は上位に挙がっていて、友人が言っていた通りの感想が多く見受けられていて、まず面白いことは間違い無いだろうなとは感じていました。

 

そのなかでも伏線回収がとにかくすごいという意見が気になり、こういった作品は個人的にかなり好きだったので期待しつつ1話から見始めました。

 

 

1話みた時点での感想

まずは見始めないと仕方ないので、早速第一話(始まりと終わりのプロローグ)を視聴しました。

 

感想を端的に言うと

 

意味が分からねえ。。

 

はい。

 

決してディスっているわけではありません。

 

実際一話だけだとそんな感じなんです。

 

第一話にして物語の最大のきっかけとなる出来事が起こるわけですが、正直これだけだと意味がよく分からないまま話が進んでいきます。

 

でもそれが重要なのです

 

詳しくは言いませんが、この作品はあくまでも全話見終えたあとにはじめて内容全てがわかり感動するといった構成で、序盤はやや意味が不明なまま進んでいくことは仕方ないです。

ただそれを越えた先に待ってる結末は、かなり衝撃的でした。

 

正直、僕は伏線回収がすごいという色眼鏡でこの作品を見始めてしまったので、序盤で何となく結末が予想できてしまったのですが、それでも非常に見応えのある作品でした。

 

 

前半を見終えた感想

 

 

この作品は全24話なので、12話でちょうど折り返し地点と言えます。

 

というわけで前半戦である12話までを見終わった感想ですが

 

嘘だろ…((((;゚Д゚)))))))

 

本当にこうなりました。

 

前半は基本的に作品全体の大まかな流れが作られたり、少しずつ登場人物が増えていったりと、大きな盛り上がりがあるわけではありません。

 

それを覆したのが第12話です。

 

この第12話のラストに、あまりにも衝撃的な事件が起こります。

そしてそれを皮切りにして、物語が一気に加速します。

この出来事をきっかけにして、岡部倫太郎がクライマックスに向けて奔走するのですが、ここからこの作品のメインテーマに繋がっていくことになります。

ここまで観た時点では、前半最後にとんでもない展開に持っていくなぁというのが感想でした。

 

物語終盤の感想

第12話で物語が一気に動き出し、ここから怒涛の展開が始まります。

後半を観始めたらもう止まらずに最後まで観てしまいました。

 

特に最終話直前になると、ここが繋がるのか!と思わず感動してしまう展開の連続です。

 

そのなかでも第23話が秀逸なのですが、

 

ここからは若干のネタバレ注意です

 

物語の主軸として、タイムリープがメインテーマとなっている作品というのは先に述べたのですが、この作品におけるタイムリープとは具体的にどういうことかということを簡単に説明します。

もともといた世界線β世界線とします。

ここから過去に戻り、何らかの未来に影響を及ぼす変化ーつまり過去改変を行うと、β世界線の未来と矛盾が生じます。

そこで、そのβ世界線とは違った未来になる世界線が現れ、未来ははそちらへ移動します。

この世界線こそがα世界線と呼ばれるものなのですが、現実ではこういった世界線が無限に存在する状態であるが、動いている世界線は一つであるということが前提とされています。

これを最初に唱えたのが現実にも存在するジョン・タイターという人物なのですが、過去改変をしβ世界線からα世界線世界線を移動すると世界は再構築され、元々いたβ世界線での記憶はなかったことになるとしています。

ですが、主人公の岡部倫太郎は、世界線を移動したという認識や過去改変前の記憶を持つことができるリーディング・シュタイナーという能力を持っています。

そのため、これまでに起こった過去を変えるために何度もタイムリープをするのですが、それによっていくつもの苦悩なども出てきます。

 

そしてそのクライマックスこそが第23話となっています。

ここでの岡部倫太郎の行動により様々な出来事が引き起こされるのですが、まさにこれが次々と伏線を回収していくことになっていくのです。

 

多くは語りませんが、ここでの流れは本当に気持ちのいいテンポで物語が進み、見応えもかなりあります。

 

 

 

ここまで物語の流れについて書いてきましたが、このシュタインズゲートという作品。。。。

 

非常におすすめです!

 

どういったところがオススメできるポイントなのか、簡潔にまとめると

 

  • とにかく上手にまとまった伏線回収
  • 絶妙にワクワクするSF感
  • 多すぎず少なすぎない全24話

 

こういった点ですね。

上でも述べたように、とにかく伏線の回収は見事でした。記憶を消してもう一度見たいアニメだというのはまさにこういった作品のことなんだろうなと素直に思います。

そして、秋葉原が舞台であること妙に親近感のあるキャラクター達が登場するということで、話が突破しすぎず現実的であるということが魅力です。

少し古めのインターネット用語がたくさん登場するのですが、ここもかなり親近感のあるポイントです。

それでいてタイムリープという近未来的な設定がメインとなっていることで、絶妙にワクワクできるSF作品だと言えるでしょう。

そして24話かけて結末まで突き進んでいくのですが、話のボリュームもちょうどいい量になっていて、内容が濃すぎず薄すぎず満足できる完成度となっていると感じました。

 

 

今回、作品の10周年を記念してハリウッドで実写化されるという発表がされましたが、これを機にシュタインズゲートという作品をご覧になってみてはいかがでしょうか。

Netflixで現在も配信されているのですが、これだけでも加入してみる価値はじゅうぶんあると思います。

このアニメの続編ともいえるシュタインズゲート・ゼロというアニメや負荷領域のデジャヴという映画あり、原作となるゲーム作品も充実しているので、そちらもオススメです。

 

 

今回はシュタインズゲートについて語りたいというお話でした。

 

 

それでは、、

 

 

また。。。