広末の日記

身の回りのことを赤裸々に綴ります。。。

岡村隆史annを救いたい

こんにちは

 

広末です

 

 

皆さん、深夜ラジオ聴いていますか?

 

 

聴いている人は素晴らしいです。

聴いていない人は素晴らしくないです。

 

さて、現在岡村隆史さんのナインティナイン岡村隆史オールナイトニッポン内でのとある発言が物議を醸していますね。

 

細かくは載せませんが、要するに女性の尊厳を踏みにじるような発言だったと。

 

確かにそれを聞いて不快に思うという気持ちはわかります。なんとなく炎上しそうだなぁという発言であったのは否定できません。

 

でもちょっと待ってください。

 

それについて直接異議を唱えられるのって、実際にそういったところで働いている当事者である女性だけじゃない?

 

ここでとある一つの例をご紹介します。

 

今から数十年前。

ミゼットプロレスという、低身長症の方々がプロレスを笑いを取ることを目的として行う興行が存在しました。

それは日本でも行われたのですが、あることがきっかけで衰退していきました。

偽善者による、「差別的だ」などといった非難です。

障がい者の方が見世物としてプロレスを行うことが残酷だという声があり、非難が相次いだために興行は衰退していきました。

その結果、ミゼットプロレスに出場していた方々は活躍の場を失い、生活の糧となる場が無くなってしまいました。

その際ミゼットプロレスのレスラーの方々の発言で印象深いものがあります。

 

「自分達は笑われているのでは無い、笑わせているんだ」

 

自分たちがプロレスを行なっている姿を見せることで、笑いを取っていたという自負があったのにも関わらず、三者からの偽善的な発言によってそれを妨げられてしまったのです。

 

当時非難した偽善者の方々はそれで満足だったのでしょうか?

自分たちが良かれと思って救ったつもりの障がい者の方々が結果として職を失ったことは、どう受け止めるんでしょうか?

 

こういった問題は、障がい者の方や職業差別などによく現れます。

いつも非難の声があがるのは三者からが発端です。

その都度感じることがあります。

 

「不適切だ」「差別的だ」という非難の声をあげて満足している偽善者は、自分ではそう思っていなくても無意識のうちに対象の人物のことを下に見ているからそう言えるのだと。

 

あの人は弱い立場だから助けてあげなきゃ、ひどいことを言われているから何とかしなきゃ、そういった同情哀れみという一心で、非難の声をあげますが、果たして本人は望んでいますか?

 

自己満足の精神で声をあげる前に、一度想像力を働かせてほしいものです。

 

 

そして今回の件はさらに限定的なことでした。

平日の深夜ラジオ番組たった一人のお笑い芸人が発言したことが波紋を呼んでいるわけですが、大前提としてそもそも非難している偽善者の方々は直接その放送を聴いていたんでしょうか?

 

発言の対象となる女性の方々よりも先に三者が非難すること自体がまず問題外ですが、ネットの記事の文字やSNSにアップされている音声の切り抜きだけを見たら聴いたりしただけで非難しているとしたら、はっきりいって何の説得力もない指摘に過ぎないと思います。

 

もっと多くの方の目に留まるテレビにしてもそうです。

過激であるという苦情や批判から、番組の自由度が低くなっていき、テレビがつまらなくなっていきますが、おかしな話です。

あなた方のテレビのリモコンの数字は一つしかないんですか?

自分の境遇や身分に直接当てはまることを言われているわけではないのなら、そのチャンネルを観なければ解決する話ではないでしょうか?

 

嫌なら見るな。全てこれに尽きます。

 

そもそも深夜ラジオとは、時間帯も手段も限定的なラジオという環境を活かし、普段テレビでは見せなかったり見せられない姿で、より自由度の高いディープな発言を繰り出し、それをリスナーと楽しむというギリギリの世界であるというものが根底にあるわけで、法に触れていなければコンプライアンスという世界とは少し離れたところになければいけないというのが僕の考えなのですが、何故こうして関係のない偽善者にそれを犯されなければいけないのでしょう。

 

本来であれば現状批判の声をあげている偽善者の方々にとっては対岸の火事それどころか隣町のボヤ騒ぎにわざわざ隣町までガソリンを撒きに行っているような行為じゃないですか?

 

僕はそういった第三者の方々の声こそが職業差別的な発言に聞こえてならないです。

 

事の成り行きを見守っていきたいなと思います。

 

 

 

以前書いた深夜ラジオに関する記事です↓

大好きな深夜ラジオの話 - 広末の日記

 

 

それでは、、

 

 

また。。