広末の日記

身の回りのことを赤裸々に綴ります。。。

今年の真の流行語 反社~HANSYA~ 前編

 

こんにちは、広末です。

 

普段は日記ということで日常の出来事について書いているのですが、今回はまた違ったテイストの、新たなカテゴリーで記事を書いてみようと思っています。

 

 

突然なのですが皆さんは、2019年の流行語と聞いて何を思い浮かべますか?
 ユーキャン新語・流行語大賞に選ばれたONE TEAM?それとも大きな話題や議論を呼んだ闇営業?もっと暗いところまでいくと飯○○○とか?

 

 

まあ何にせよ、今年は比較的悪いイメージの言葉が多かった気はします。

 

 

そのなかで、今年は誰もが色んな場面や解釈で聞くことが多かった言葉はやはり、、、

 

 

反社(反社会的勢力)

 

 

ではないでしょうか

 

この言葉が流行したきっかけとなった大きな出来事といえば

この二つに絞られます

 

そこで、この記事では反社という言葉について自分なりの考えを書いてみようかなと思います

 

 

“反社”について考える

 

闇営業問題から考える

 

 

まず一つは吉本興業所属の芸人さん数名に関する闇営業問題ですが、この点について注意しなくてはいけないことが大きく二つあります

 

  1. “闇営業問題”と“反社との繋がり”は切り離して考える
  2. 結局誰がどう悪かったのか

 

この2点を踏まえた上で初めて語れることであるということです

 

 

ことの発端は今年6月、カラテカの入江慎也さんの紹介によって、とある振り込み詐欺グループの忘年会に雨上がり決死隊宮迫博之さんやロンドンブーツ1号2号田村亮さんをはじめとする数名の吉本興業所属のお笑い芸人さんが参加していたということが週刊誌に掲載され、さらにこの営業は吉本興業を通していない直接的な営業ー闇営業であったことから、闇営業問題という形で広く報道され知れ渡ったことから始まります。

 

ここで先程の注意すべき点でも挙げましたが、所属事務所を通していないということと、営業先が反社会的勢力であったということ、この2点は切り離して考えなくてはいけないのですが、報道される際にはその一連の事実が同時に語られたということや、闇営業という言葉そのものから受けるイメージによって、

闇営業反社会的勢力への営業

 

という誤解がされているような気がします

 

またここまで極端ではないとしても、この二つの点を踏まえて考えている人は少ないという印象を受けます

 

まず、闇営業についてですが、おそらくこれを行なっていただけではここまで大きな問題とはなっていなかったはずです。

もちろん、相手がどれだけ身元のしっかりした一般の団体であっても、事務所を通さずに営業を行うことで生じる、税金についてや倫理的な問題はあります。

ただ、この問題についてという点においては、事務所のマネージメント体制や報酬の制度などから生じる、事務所と所属タレントの関係性のことなので、ここで考えるべき問題ではないです。

ただ、この問題が浮き彫りになってから行われた吉本興業による会見で不可解な点が多数出てきたことも事実です。

 

ですが、この闇営業問題についてですが、反社会的勢力について述べる前に一つだけ疑問点があります

 

吉本興業が会見を行い、事務所の管理体制について説明をしたなかで、吉本興業と所属タレント間の契約については紙面上の契約をしているわけではなくあくまでも事実上の業務委託のような関係性だということが発せられました。

そして、この問題のなかで宮迫博之さんや他の芸人さんへ契約解除や謹慎等の処分が下されたわけですが、ここについて一つよくわからないことがあります。

この一連の処分について、もし契約上のトラブルや不義理(つまり直営業について)という理由で処分を下したとするならば、紙面上の契約を交わしていない以上それは不当な処分にあたらないのかという点です。

所属タレントと事務所の契約書が存在し、そこに禁止事項などが書かれていてそれに抵触することがあれば契約解除などの処分をすることは妥当であるといえます。ですが、そういった契約はされていないという話が出ている以上、それが事実であれば処分の理由にはならないはずです。

 

ですがここでは、反社会的勢力についてのべたいので、この疑問点については考えないこととします。

 

よって、この処分についても反社会的勢力との繋がりが問題視されたという前提で話を進めたいと思います。

 

そもそも反社との繋がりとはどこからが問題になるのでしょうか

個人的につながりを持っていて、尚且つ金銭の譲受などが行われていれば有無を言わさずそれは問題視されてもおかしくありません。

ですがこういった例はどうでしょうか

もし仮に芸能人の方が道端で、パッとみた限りでは一般人にしか見えない人に「写真を撮ってください」とお願いされ快諾したとします。しかしこの人が反社会的勢力に属する人間であった場合、このとき撮られた写真が週刊誌やテレビなどのメディアにリークされたとき、果たして問題となるのでしょうか。

これに関しては本質としてはその芸能人の方には一切非がないように思えます

ですが、メディアによってもし「芸能人Aが反社会的勢力と繋がっていた」という切り取られ方をすれば、それを受け取る視聴者の受けるイメージは、必ずしも良いものではないはずです。

芸能人について大事なことは、イメージという抽象的なものが最も重要視されているという、特殊な世界であるということも関わってきますが、やはりこれだけで問題視されるということではあります。

これがその他の職業の方であってもそうです。

 

ここで僕が述べたい最大の意見なのですが

 

反社会的勢力との繋がりについては、どうしても受け取る側の解釈次第で良し悪しが決まってしまうことが最も問題なのでは

 

というものです

 

  • 何をもって繋がりと呼ぶのか
  • それが本当に悪い繋がりなのか
  • そもそも何がいけないのか、

 

これを決めるのは法律やモラルなどではなく、一個人の感想であるということ。これこそが最も危機感を必要とするのではないか。僕はこの記事でそれを最も問題視したいと感じました。

 

そして、今回の闇営業問題について考えなければならない二つ目のことに繋がりますが、結局のところ誰が悪いというわけでもなく、体制が不透明な事務所にも改善点はありますし、営業に行ってしまった芸人さんにも落ち度はあります。ただ、それらが複雑に絡み合ってこの問題が大きくなっていったので、最も罪が重い人というのは存在しなかったのかなと感じます。

ただ、強いて挙げるとしたらこの問題について感想を抱く我々視聴者の主観自体が、確実にこの問題について最大の影響力を及ぼしているのは間違いありません。

 

 

 

 

 

さて、この記事では反社について考えていこうと思っているのですが、ここまでは闇営業問題に関する視点から見ていきました。

この問題自体がややこしいということもあり、あまり反社については触れられませんでしたが、ここからはもう一つの問題ー桜を見る会問題に関することから、反社会的勢力について思うことを述べていきたいと思います。

ここまでは長い前置きという形になってしまいましたが、ここから本編とします(笑)

 

 

 

 

 

では早速、、、と、いきたいのですが

二つの視点から語る上で一度記事を二つに分けこれを前編とし、次回の記事で更に深く語っていきたいなと思います。

 

もしこの記事がよかったなと感じたり、これは間違っていると感じたら、ぜひ感想をくださると非常に嬉しいです。

 

それでは、後編でまた。。。。